この記事では、
「二重に憧れてきた一重の40代女性の深い悩み」
ということで、一重の40代女性2人の悩みや体験談をまとめてみました。
【1人目】
「いくつになっても一重に悩む日々」
友人が二重に整形
すっぴんでも化粧をしてもどちらも二重に憧れます。
私は小学生くらいまではまだ自分の容姿など気にする事はなかったけれど、中学生になるとビューラーを使ってみたり自分を可愛く見せたい気持ちが多くなりました。
でもまだ子供だったので自分が一重なのはそれほど気にしていませんでした。
高校生になり一重の友人がアイライナーやアイシャドウで一生懸命メイクしていました。
私以上に一重を気にしていたんだと思います。
ある夏休みにその友人から「病院に付き合ってほしい」と言われ、意味もわからず待ち合わせしたところサングラスをしていました。
その時代はまだサングラスをして街中を歩く10代はほとんどいなかったので不思議に思っていたら、二重に整形したと言われ衝撃でした。
いまではプチ整形など当たり前ですが、その当時はさすがにアイプチくらいはするものの整形する人はあまりいませんでした。
なのでとても勇気があるのとそれほど悩んでいたのかなと思いました。
夏休みが終わりクラスメイトがざわついていたのを覚えています。
でもそのおかげで彼女は歌舞伎役者のようなアイラインも引かなくなり、濃いアイメイクもしなくなりました。
私にはそんな勇気がなかったので羨ましく思いました。
天然二重が羨ましい
生まれつきくっきり二重の友人は写真の写り方が違っていました。
私のような一重だと目線を横にした場合何となくしぼんだ様な印象になりますが、彼女はクリっとした目がとても可愛く写るし男子生徒からも人気がありました。
この頃から自分の一重がとても嫌でアイプチに何度も挑戦しましたが、やりかたが下手なのか瞼の弾力があるせいか気がつくと元に戻ってしまいます。
アイプチは諦めてとにかく目を大きく見せようといつも見開いていました。
社会人の頃も相変わらず目をぱちぱちと大きく見せようとしていました。
この頃はサーファースタイルが流行っていて、メイクも明るいアイシャドウのブルーを塗るのが定番でした。
しかも目元に立体感を出すように目頭と目尻に色をのせるのですが、二重の人はこれがとても似合いますが一重だとやはりいまいちな仕上がりになってしまいます。
しかもあまりブルーを塗りたくると何だかケガでもしたのかと思う様な出来上がりになってしまいます。
職場で二重のそのメイクがとても似合っていた同僚はチャーミングなのでとても人気がありました。
メイクをしていなくても二重と長いまつげは憧れました。
それでもプチ整形する勇気は無かったのでつけまつげなどで何とか目元を可愛く見せようと努力しました。
40代になると一重の悩みがさらに深刻に…
40代にもなってくると老化も進んでくるので、今までとは違った問題も起こってきます。
つけまつげも時間と共に瞼の重力に負けて取れそうになり、大きく見せようと見開いていた結果おでこにシワができてしまいます。
お肌の張りが失われていくのと同時に瞼の筋肉も衰えてきて、ある時年下の友人の結婚式に呼ばれ記念写真を何枚か撮りましたが撮りましたが、私何でこんな表情なのかと思うような写真にショックを受けました。
それなりにメークとヘアスタイルもお洒落にしたつもりだったのですがよく見ると瞼が垂れているので眠たそうな目元がすべてを台無しにしていました。
やはりいくつになっても写真は修整しなくても綺麗に写りたいものです。
ここ何年かあまり自撮りをしていなかったので、写真に写る自分がこんなにも衰えている事にあまり気がついていませんでした。
思い出したようにまたアイプチを取り出して使用してみました。
若い頃より弾力が無い分すんなり二重にはなりますが、その上にある瞼のたるみが邪魔して何とも不気味な表情になってしまいます。
もうここまでくるとやはり整形するしかないのかなと真剣に思う今日この頃です。
→40代からでも大丈夫!人気テレビ番組でも紹介された二重にする方法がすごい!
========================
【2人目】
「一重を二重に見せるための40年……。」
一重のせいで性格まで暗いキャラに…
一重歴40年。一重の目がイヤだったのは子供の頃からです。
二重の女の子ってその目だけで愛嬌があって可愛く見える。
中身も見た目通り、明るく無邪気の子が多かったと思います。
私は子供時代から落ち着いてた。和風の名前もあいまって可愛さとは無縁の、妙に大人びたどちらかと言えば暗いキャラ。
学生時代はそんな感じで大人しく目立たないように生きてきました。
まあ目が一重だったから性格が暗かったなんていったら言い過ぎかもしれないですけど、多少は一重の目は私の性格形成に影響を及ぼしたと思います。
いくらメイクしたところで一重は一重
さて、時は過ぎ大学に入る頃。メイクをするようになり少しずつ自分に自信が持てるようになりました。
それでも仲の良い友達のパッチリ二重の可愛い子ちゃんたちを見ると羨ましかった。
だっていくらメイクしたところで一重は一重。
その子達は忙しい朝の授業はすっぴんで登校してきてそれでも可愛い。
夜まで遊んでも化粧崩れなんかしないからもちろんずっと可愛いんです。
こっちはアイプチを使ってみたりとか、つけ睫毛をつけてみたりとか、毎日必死で二重に近づこうと頑張ってるのに。
泊まりで遊んでも朝起きた瞬間からパッチリお目目を見せられると、もうやる気もなくすし、羨ましいの通り越して、人生て不公平なもんだって悟りの境地ですよ。
一番悲しかったのが忘れもしない、大学の先輩たちと夜遊びに行った時のこと。
毎度ハーフに間違われるほどのパッチリ二重のお友達Mちゃんと一緒にいると、先輩が普通の顔して言うんです。
「Mちゃんてホント目大きいよねー。F(わたし)の2倍はあるよ」って。
私の長年溜め込んだ一重コンプレックスのことなどもちろん先輩は知らないので、「ね、Fもそう思わない?思うよね?」なんて悪気もなくふってくるんです。
「そうですね」とは言ったものの、ホントはその場から泣いて逃げ出したい気持ちでしたよ。
自分でもいやってほど分かってるのに比較されるのはとんでもなく辛い。
でもそれ以来私のメイクにかける情熱は(時間もお金も)どんどん強くなってゆきました。
ちょうどその頃はバッチリギャルメイクの全盛期。
いくら盛っても大丈夫な時代だったからメイクのしがいもありました。
そこで編み出したのが、一重でも二重に見えるダブルアイライナー方式。
濃い目にアイメイクをした瞼にアイラインで二重のラインを直接書くんです。
シャドウをつかってうまくぼかし、マスカラやつけ睫でメイクを仕上がると誰が見ても二重の顔を作れるようになりました。
もちろんそのメイクは自分の中の鉄板となり今も健在ではありますが、困ったことにそのメイクを習得してからまた新たな問題が発生したんです。
偽物二重では結局意味がない
それはメイクをとると別人問題です。
誰が見ても二重、むしろ自分から一重なんだよと告白しても「またまたぁ~」と信じてもらえなくなってからというもの、人前でメイクをとるのが怖くなってしまったんです。
特に彼氏ができてお泊まりするようになるとすっぴんをさらすことにもなりますから。
まったくの別人、詐欺、ハズレ……言われないまでも、もしかしらこの人、メイクを落としたわたしの顔見てそう思ってるんじゃないかって。むしろ疑心暗鬼ですよ。
結果彼が寝てからメイクをとって、起きる前にメイクするというとても面倒な事態に陥りました。
彼の方は「気にしないよ」と言ってくれても自分がもう落ち着かないんです。
偽物でも二重でいないと。そんな気持ちが落ち着いてきたのはやっと最近です。
大人になって顔が変わったんでしょうか。メイクをしなくても瞼に二重の線が入るようになりました。
年をとってもいいことってたまにはあるんだなと思いました。
<fieldset style=”border: 6px double #7d7d7d;padding:10px;”> <legend>この記事をまとめた人</legend> <b>せい しょうなごん</b>
生まれ年:966年
年齢:25歳
普段は枕草子を書いたり、式部ちゃんと渋谷に遊びに行ったりしています。あっ、式部ちゃんとは源氏物語で有名な紫ちゃんのことですよ。
われの最近の悩みとしては、平成に入ってからあまりモテなくなったことです。自慢ではないが、平安時代の頃はモテモテだったんですけどね。(΄◉◞౪◟◉`)
なので、時代に合わせてわれもそろそろ二重にしようかなと思っているところなのだ。
</fieldset>